根腐れ草
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2006/01/27//Fri.
ソリは男のスポーツ
さあ書きますよ。



男は時として命をかけて戦わねばならない時がある。

でもどうでもいい事に命を賭けてしまう事も多々有る。

そんなお話。


雪の降ったある日。
叔父が小学生の俺と従兄弟を車で山に連れ出した。
聞けば楽しい遊びをするとの事。
俺ウキウキ。
車に乗り込む。ウキウキ。

名も知られていない、
そして通る人も車もない
雪の積った山間の林道に車を止め、
叔父はハイエースの荷台から荷物を下ろす。

「お前等も降りろ」

言われるがままに車から降りると、
安いプラ製のソリ(赤いのね)と
工事用の太いロープが出されていた。


「わあ、ソリするんだね!!!!!!111」

無邪気な俺と従兄弟。
「そうだよ。愉しみにしてろな」
手際よく
叔父がロープをソリの握りの部分に結びながら言った。

「はいこれ。お前(俺)しっかりもってるんだぞ。
 で、お前(従兄弟)はソリ乗れ」

ロープの結んだ方と反対側の端を俺に握らせる。
従兄弟はソリに乗る。満面の笑みを浮かべて。

叔父はハイエースの荷台のドアを開け、
「じゃあ、お前の席はここな」
と、俺を荷台に乗せる。

車の後ろから出たロープの先にソリが繋がっているの構図。
その状態で何が行なわれるかわかる。

叔父が車の運転席に乗り込みエンジンをかける。
「おじさん、これって・・・」
「ロープ放すなよー、崖に落ちたら大怪我するからなー」
「ちょ、」

さあ、ゲームスタートです。
車が動き出す。
途端、ロープに大きな加重がかかる。

「うお!!!」
危うくロープを放しそうになった。
車のスピードが上がる度、
片手に持つロープに力が加わり、
それに呼応してソリもスピードをあげる。

おお。
辛い。
俺の顔にも力が入る。

それを察したソリに乗る従兄弟が機転を聞かせた一言

「ファイトーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

答える俺

「いっぱーーーーーーーーーーーーーつ!!!!!」

よし、でかい声だしたら気合い入れたら滋養強壮が元気ハツラツで
オロナミンCDXです。

それに加え、ソリにのスピードがのって来ると力もあまり必要無い。

「うおおおおお!!!速ええええ!楽しい!!!」

従兄弟が絶叫する。コレは楽しそうだ。







楽しい時間が終わりを告げたのはカーブに差し掛かってからだった。
車がカーブを曲がると、ソリはその機動異常に大きく外に膨らむ。

そして膨らんだ先には崖が有る。

「おおお!いかん!落ちる!!!」

従兄弟が叫ぶ。
ソリは大きく揺られ、崖の目前まで軌道来ていた。
俺は力一杯ロープを引っ張る。

「せりゃーーー!!!」

ソリは落ちる寸前で軌道を戻した。

「あぶねえ!!!助かった!!!!」

スピードの乗ったプラソリは
もはや自分の力では軌道を保てない。
ロープを持つ俺の手にソリの
行方は託されているのだ。
ブルブルする腕に従兄弟の命が
かかっている。

従兄弟は不安そうな顔を浮かべているが
口元だけは笑っている。
そう、クダラン事に命をかける楽しさを
今まさに味わっているのだ。
そして俺はその命を預かる。
いつの間にか俺も口元に笑みを浮かべていた。

カーブする度に俺はかけ声をかける。

「せいっっ!!!」「そりゃ!!!」

そして従兄弟はそんな俺の気合いに応えるかの様に
間の手を入れる。

「サァ!!」「せいや!!!」

そして二人の声が静かな山に谺する度、
テンションは加速度的に上がって行く。

それはカーブが増えるほどに。

「っせいや!!」
「そいや!!!」
「せいや!!!」
「そいや!!!」
「せいや!!!」
「そいや!!!」
「せいや!!!」
「そいや!!!」
「せいや!!!」
「そいや!!!」
「せいや!!!」
「そいや!!!」「せいや!!!」
「そいや!!!」

まるで男3人だけの祭り!!!
これこそ男祭り!!!
否、命を賭けた漢祭!!!!!!


祭はそのボルテージを確実に高めて行く。

そしてそのボルテージが最高潮に達した時、

それはやって来た。


 -ヘアピンカーブ-


二人がその存在を確認した時、
祭のフィナーレを飾るに相応しい事を
お互いの熱い目で確認しあう。
もはや言葉など必要無かった。
もちろん叔父もそれは同様である。


ふたりは残る全ての力と声を出す。






「っせいやああああああああぁぁっっっっぁあああああああ!!!!!!!1111」





「っそおおおおおぉぉおおおおっぉおおおおおおぉおおおいい!!!!!!!!」






祭終了。

男達は自分の力を最後まで出し切れた事に誇りを持ち、
自分達の命がまだここにあることに感謝する。

そして今だ収まらない興奮に胸を大きく膨らましながら
そこから静かに立ち去るのだ。
車から流れる景色をみる。



まだ腕がじんじんしている。
やはり祭の後はどこか寂しい。
あの興奮をまた・・・・


最後に俺はつぶやく。


「あれ?俺まだソリに乗ってないよ?」



























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叔父さんスゴスwwwwwwwwwwwww

将来土下座さんと従兄弟さんで

「ふぁいとーーーーー!」
「いっぱぁーーーーっつ!」

とTVにで言ってほしかったんじゃないスか?笑

xx_you_xx URL 01/27//Fri. [編集]
ちょwwwwwwwwwww
オヤジwwwwwww

なにこのクオリティの高さwwwwwwwwww

あたし今音楽かけてしっとりイイ気分だったのに思いっきりビール噴いたwwwww

ttp://ekimae.exblog.jp/

sissy URL 01/27//Fri. [編集]
↑hつけろお

sissy URL 01/27//Fri. [編集]
ちょーーー楽しそう!!
ハイエースなかなかやるな!
BMやめてハイエースにすっか!

>SIS
かっ勘弁してくれー
wwwwうぇっうぇ
焼きそばー


PAN URL 01/27//Fri. [編集]
そんな二人が
今ではガリなのは秘密です。

ちなみにおじさんは今でも逞しい。

このオヤジまじでクオリティ高いっす。

土下座>youさま URL 01/31//Tue. [編集]
いや、
親戚連中の中で一番ヤバイですよ。

しかも料理がメチャメチャ上手い。

なんでトラック運転手やってんだろ。


つーか、
なんだこれwwww
力うどんが大変な事にwwwww
かなりバカだが、レベル高いなwwwww


土下座>sissyさま URL 01/31//Tue. [編集]
ハイエースいいよwwww
長く乗りたいならコレだね。
なんでも積めるし。
土方のおっさんも積める。
でも女は積み込めないなwww




土下座>panさま URL 01/31//Tue. [編集]
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- 11/05//Sat. [編集]








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  • 1986569代目 中村土下座エ門になりました。
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